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8.312017
サテライト1.2Lを組み立て
先日サテライトL(2.0L)の組み立て模様をお伝えしましたが、
今回サテライト(1.2L)を購入しましたのでレポートしたいと思います。
サテライトLの組み立て模様と良く似たレポートになりますが、よろしければご覧ください。
サテライトL(2.0L)の記事はこちら ⇒⇒⇒
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サテライトのラインナップ
今回のレポートの前に、サテライトには下記のラインナップがありますので
使用用途に応じて選択されるのが良いかと思います。
- サテライトL:(約)W27×D15×H14cm 容積2L
- サテライト:(約)W17×D13×H13cm 容積1.2L
- サテライトS:(約)W13×D10×H13.5cm 容積0.7L
- サテライトスリムM:(約)W21×D6cm
- サテライトスリムS:(約)W13×D6cm
サテライトL | |
サテライト | |
サテライトS | |
サテライトスリムM | |
サテライトスリムS | |
出典:チャーム楽天市場店販売ページより |
今回の1.2Lサテライトは「サテライトM」とはなっていませんが、
それぐらいの大きさになるのでしょうか。
サテライトを開封
前回のサテライトLと並べると上の写真のような感じです。
横幅が10cmほど短いのでLと並べるとやはり小さいですね。
外箱は上の写真のようになっています。
裏面には使用用途が書かれており、トリートメントスペースや
水合わせ、ビーシュリンプなどの飼育などと書かれています。
開封すると、説明書やサテライト本体などが、ぎっしり詰め込まれています。
本体などを取り出してみると、薄いクッション材にくるまれて梱包されています。
薄いクッション材の梱包を外し、部品も全て並べてみると上の写真のような
部品が入っています。
- ボックス
- カバー
- セパレーター
- 排水スリット(細枠、太枠 各1枚)
- パラレルアジャスター
- エアーボリューム
- 吐出口キャップ
- L字パイプ
- Oリング
- ストレートポイプ
- ストレーナー
- エアチューブ(30cm)
部品名称は上記のような名称になっているようです。
では実際に組み立ててみたいと思います。
L字パイプ部分
組み立てといっても全く難しいことはありません。
部品を組み合わせていくだけのものですので、簡単にできると思います。
まずはL字パイプから。
L字パイプにストレートパイプを差し込みます。
OリングはL字パイプに最初からセットされていますので、
そのままストレートパイプを差し込めばOKです。
ストレートパイプは奥まで差し込んだ状態から、
最長6cmほど伸ばすことができるようになっていますので
メイン水槽の水位と調整しながらセッティングできます。
そしてストレートパイプのお尻のほうに、ストレーナーをセットします。
L字パイプの部分が組み上がりましたら、ボックスにセットします。
上の写真の赤丸部分ボックス本体にL字パイプの出っ張り部分が差し込めるように
溝がありますので、その溝にL字パイプを差し込めば完了です。
排水部分
サテライトはメインの水槽に掛けて使用する飼育ボックスです。
実際にメイン水槽に掛けている様子は上の写真のような感じになります。
外掛式サテライトの飼育水は、メイン水槽の飼育水をL字パイプのストレーナーから
エアレーションの力で飼育水を吸い上げ、排水スリットの部分からメイン水槽へ飼育水を
戻すようなシステムになっています。
飼育水の流れは上の写真の矢印のようになります。
さて上記のように排水する部分に取り付ける部品がありますので、
その部分を組み立てます。
サテライトに標準部品として付属されている排水部分の部品、排水スリットは
太枠と細枠の2種類が1枚ずつ付属されています。
排水スリットはサテライトで飼育する稚魚やエビなどの脱走(落下)を防ぐためのものですが、
上の写真を見ていただくとおり稚魚にはスリットがやや大きすぎるように感じます。
太枠のほうの排水スリットを取り付けてみると、上の写真のようになります。
これは稚魚だったら絶対すり抜けれる空間ですね。
ちなみに細枠のほうの排水スリットを取り付けてみると、上の写真のような感じです。
こちらはなんとか稚魚でも止まりそうな感じです。
でもなんとなく怖い...
この排水スリットを抜け流れ落ちる場所は、親魚のいるメイン水槽です。
今回導入したグッピーなどの稚魚は、メイン水槽に落ちるとすぐに食べられてしまうでしょう。
ですので、そんな心配をしないように私はオプションとして発売されているこれ↓
サテライト グレードアップセット2 | |
出典:チャーム楽天市場店販売ページより |
「サテライトグレードアップセット2」を取り付けることにしています。
このサテライトグレードアップ2は、メッシュ状の網が付いた脱出(落下)防止の排水部分の部品です。
メッシュ状の網が付いていますので、稚魚が脱出(落下)してしまうことはない部品です。
実際にサテライトボックスに取り付けると、上の写真のような形になります。
標準で付いている排水スリットと比べると安心できる部品のように思います。
取り付けは差し込むだけのものです。
飼育される魚やエビによってはオプション品を使用する必要はないかもしれませんが
稚魚や稚エビの脱出(落下)を心配される方は、この部品を使用してみるのもいいかもしれません。
排水部分の組み立てはこれで完了です。
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パラレルアジャスター
パラレルアジャスターはサテライトボックス本体とメイン水槽を平行にするための部品です。
部品は上の写真の小さなもので、サテライトボックス本体をメイン水槽に掛けた状態で
もう一枚の写真の赤い線を入れてある「面」を使って、サテライトボックス本体の水面と
メイン水槽が水平になるように調整します。
使っているメイン水槽(フレームあり・なし、など)によりますが、パラレルアジャスター部品の
どこかの面で、サテライトボックス本体の水の水面が水平になる位置が出てくると思いますので
部品を回転させながら調整します。
パラレルアジャスターはサテライトボックス本体裏面の穴に差し込みます。
実際に取り付けると上の写真のようになります。
私はフレームなしガラス水槽でしたので、パラレルアジャスターの最長面で
サテライトボックス本体の水面がメイン水槽と水平になりました。
セパレーター
次にセパレーターを設置します。
セパレーターは産卵や飼育などの用途によって使用しない場合があるかと思います。
セパレーターはただ置くだけの部品ですので、上の写真を見ていただければ分かると思います。
セパレーターを先に置いたまま飼育水をストレーナーを使って溜めていくと
セパレーターが浮いてくることがありますので、その時は少し沈めて上げなければいけません。
エアチューブ
サテライトボックスの組み立ても最後となりました。
飼育水をメイン水槽から汲み上げるためのエアレーション用のエアチューブを取り付けます。
エアチューブを取り付ける場所は、一番最初に組み立てたL字パイプのところで取り付けた
ストレーナーに取り付けます。上の写真の赤丸の部分にサテライトに付属している
エアチューブもしくはご自身で用意したものでも構いません、それを差し込みます。
次にストレーナーに差し込んだエアチューブを、サテライトボックス本体にある
エアチューブを通す穴(上の写真赤丸部分)に通します。
そしてエアチューブの先にエアーボリュームを差し込みます。
ただ、私、個人的には付属のエアチューブは、あまり好みではありません。
というのも結構硬いし、サテライトボックス本体へ通したとき滑りが悪く扱いにくいからです。
ですので私はソフトで扱いやすい、自分で用意したエアホースを使用します。
この辺りは個人の感度の問題なので、もし扱いにくいと思われる方は私のように
ご自身で用意されたものを使用されてもいいのではないでしょうか。
完成!
長々と書いてしまいましたが、上記の手順でサテライト外掛式飼育ボックスは完成です。
まだ飼育水は入っていませんが、完成し水槽に掛けてみた様子は上の写真のようになります。
エアーホースをつなぎエアレーションをONにすると、上の動画のようにメイン水槽から
飼育水を汲み上げてくれます。あとは飼育水が満タンになるのを待つだけです。
気を付けていること
サテライト外掛式飼育ボックスを使用していて思うことを少し書いてみます。
サテライト飼育ボックスは、グッピーなどが産卵しそうだ!と思う時に
ボックス内へ隔離をしますが、なかなか産卵しない!ってときなどは、
何日間かサテライト飼育ボックスで飼育をしていきます。
そのとき当然ながらエサを与えますが、食べ残しやフンなどでサテライト飼育ボックス内が
上の写真のように汚れてきます。
汚れを吸収するものが何も付いていないので仕方のないことですが、上の写真のように
汚れた状態の時に、産卵で稚魚が産まれてしまうとなんとなく「うぁ~」って感じになります。
この汚れで稚魚が死んでしまったりってことは特にありませんが、なんとなく見ていて
気持ちのいいものではありません。
ですので私は、2、3日に1回ぐらい、サテライト飼育ボックス内に隔離した親魚を
メイン水槽に戻し、サッとサテライト飼育ボックスを洗い、再度、親魚をサテライト
飼育ボックスに戻すか、もう一つのサテライト飼育ボックスと取り替えて、できるだけ綺麗な状態を
保てるようにしています。
あと飼育水を汲み上げてくる時の音の問題があります。
「ポコッ、ポコッ」流量を上げると「ボコッ、ボコッ」といった音がします。
これが結構、耳に付き出すとすごく気になる時があります。
その対処法を別ページに書いていますので、よろしければご覧ください。
サテライトの音 ⇒⇒⇒
サテライト外掛式産卵飼育ボックスの組み立ては、切ったり貼ったりなんてことはありません。
簡単に組み立てることができるアイテムです。また水槽が一つ増えたような感じで使用することが
できるいろいろな用途に使用できる飼育ボックスです。少し小さい水槽ですが(笑)
気になっていた方、価格もそんなに高いものではないので一度使ってみてはいかがでしょうか。
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