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夏の水温上昇対策!水槽にファンを取り付ける

GEXアクアクールファン「レギュラー」

天気予報士でもなんでもないので根拠もないですが、2018年、今年の夏は
昨年よりもっと暑くなりそうな...勝手にそんなことを考えています。

先日、5月2日にも水温計が26℃になっていました。
まぁ1日だけのことでしたが、天候の変わり方が今年は異常な感じがしますね。

毎年、今年はおかしい...なんて同じような事を言ったりしていますが
我が家には今年、ビーシュリンプが仲間入りしましたので、少し水温の事は
考えておかなければいけないかも?と思い、先日「GEXアクアクールファン」を購入しました。

先日からレポートしているアーク500水槽に取り付けようと思い、
どこに付けようか水槽を見ていると、水槽のフタがどうにも邪魔になることが発覚。

ファンのお出ましは夏場だけのことなので、簡易的に水槽フタを作って
みました。GEXクールファンと一緒にレポートしてみたいと思います。

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購入したGEXクールファン

まずは購入したGEXクールファンをご覧ください。

GEX アクアクールファン コンパクト
GEX アクアクールファン レギュラー
GEX アクアクールファン ビッグ
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

購入したのは、楽天市場のチャームさんです。
アクアクールファンはコンパクト・レギュラー・ビッグと大きさの違う
ファンが3種類発売されていますが、私は水容量等を調べてレギュラーを購入しました。

GEXアクアクールファン2個購入

現在我が家はアーク500水槽が2台稼働していますので、同じものを2個購入しました。
私が購入した時は通常価格より少しお安くなっており、ちょっと得した気分です。

コンパクト・レギュラー・ビッグでは水容量の違いがあります。
また水温を下げる温度に差が多少ありますので、下記の表をご覧ください。

タイプ 水容量
下がる温度
コンパクト 25L以下の水槽
約3.5℃
レギュラー 25~60L以下の水槽
約4℃
ビッグ 60~205L以下の水槽
約4℃
引用:GEX公式サイトより

当然ファンの大きさと水容量でで、上記のような結果になるのでしょう。
また大きさの違いは下記のようになっています。

タイプ 製品サイズ(本体部分のみ)
幅×奥行き×高さ(cm)
コンパクト 3.6×7.5×2.3
レギュラー 4.8×9.5×3.5
ビッグ 6.8×13.8×4.2
引用:チャーム楽天市場店販売ページより

もう一点、対応水槽についても違いがあります。

タイプ 製品サイズ(本体部分のみ)
幅×奥行き×高さ(cm)
コンパクト ガラス厚2~8mmまでのフレームレス水槽・幅17mm以下の枠付コンパクト水槽
レギュラー ガラス厚2~12mmまでのフレームレス水槽・幅60cm以下の枠付き水槽(枠幅23mm以下)
ビッグ ガラス厚2~20mmまでのフレームレス水槽・幅120cm以下の枠付き水槽(枠幅40mm以下)
引用:チャーム楽天市場店販売ページより

上記の内容から考えて、アーク500水槽は水容量14Lですし、その他の仕様についても
コンパクトタイプで十分だと思ったのですが、あまり気温が高くなりすぎると...
と思うと、ついワンランク上のレギュラータイプのアクアクールファンを購入してしまいました。

多分、無茶苦茶温度が下がるとも思えませんので、なんとかなるでしょう!
って安易な考えです。

以前は90cm水槽や60cm水槽に下記のクーラーを使用していたこともありました。

ゼンスイ ZR-130E 対応水量500リットル 水槽用クーラー
テトラ クールタワー CR-3 NEW 対応水量60リットル 水槽用クーラー
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

しかし、どうしても音がうるさいと感じていました。
寝ている時はもちろん、起きている時でも静かにパソコン作業をしている時など
気になりだすと、どんどんうるさく感じてしまい結構苦痛でした。

でもゼンスイZR130Eは効果絶大でした。
しっかりした水槽用クーラーでしたので、きちんと設定温度まで下がってくれ
自動で切れてくれますし、温度が上がると自動で動き出してくれます。

テトラクールタワーCR-3はイマイチよくわかりませんでした。
ずっとファンが動いていましたし、音も気になり時間をかけないと
冷えてくれないような...そんな記憶があります。

これにはチラー式とペルチェ式の違いが関係しているのでしょうか。
チャームさんの楽天市場商品ページの中にクーラーについての詳しい説明が載っていましたので
次にリンクを貼っておきます。クーラーの詳細 ⇒⇒⇒

使用したことのあるクーラーの事を少し書いてしまいましたが、今回はクーラーではなく
初の冷却ファンを取り付けることになります。機能的にも音的にもどのような結果になるか
楽しみなところです。

到着したGEXクールファン

到着したGEXクールファン、レギュラータイプを開封してみたいと思います。

GEXアクアクールファン「レギュラー」

到着したGEXクールファンは上の写真のようなパッケージとなっていました。

GEXアクアクールファン「レギュラー」開封

パッケージを開けてみると、上の写真のようにGEXクールファンが入っています。
セット内容は

  • 本体×1
  • 水槽への固定パーツ×1
  • ACアダプター×1

上記の3点が入っています。

GEXアクアクールファン「レギュラー」商品内容

ビニールの袋から出してみると、上の写真のような感じです。

GEXアクアクールファン「レギュラー」表面 GEXアクアクールファン「レギュラー」裏面

上の写真はクールファン本体の上面と下面です。

GEXアクアクールファン「レギュラー」横から

上の写真はクールファンに、水槽用固定パーツを取り付けた時の側面です。
側面にはクールファンを作動させるON/OFFのスイッチが付いています。

いずれも実際に寸法を測ってみましたので、写真をクリックして拡大で見てください。

GEXアクアクールファン「レギュラー」水槽への固定パーツ GEXアクアクールファン「レギュラー」固定パーツの取り付け位置

水槽への固定パーツのファン本体への取り付けは、赤丸の部分を
本体に挿し込むだけです。

GEXアクアクールファン「レギュラー」固定パーツ内側から取り付け

挿し込む方向は、内側(上の写真の方向)から入れても、
反対側から入れることも可能です。

GEXアクアクールファン「レギュラー」固定パーツを内側から取り付けた姿

内側から入れた場合、上の写真のようになり
固定パーツは水槽内側に入ってきます。

GEXアクアクールファン「レギュラー」固定パーツを外側から取り付けた姿

外側から入れると、固定パーツは水槽の外側にきますが
どちらがいいのでしょうか??

GEXクールファンのパッケージを見ると、最初に紹介した内側から
固定パーツを入れているスタイルになっていますね。

説明書を読んでみると、フレームレス水槽でもワク付き水槽でも
内側から固定パーツを入れている絵になっています。
一応、説明書通りにしておいたほうがいいのかもしれませんね。

GEXアクアクールファン「レギュラー」角度調整部分

またクールファンは上の写真の赤丸部分が可動式になっており
ファンの部分の角度を変えることが可能となっていました。

GEXアクアクールファン「レギュラー」3段階に変わる角度

角度の変更は左右どちらにも回り、3段階に変更できるようになっています。

GEXアクアクールファン「レギュラー」ACアダプター差し込み口 GEXアクアクールファン「レギュラー」にACアダプター装着

あとはACアダプターを付けるだけです。

ファンが回った時の音動画(約11秒)を撮影してみました。
うまく音が取れているか分かりませんが、よろしければご覧ください。

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どこに取り付けようか?

GEXクールファンを取り付けていこうと思います。

GEXアクアクールファン「レギュラー」固定パーツを内側から取り付けた姿

先ほど記載していた取り付け固定パーツに関しては、説明書などに
書いてあるように内側から付けたいと思います。
さてどこに取り付けようかと水槽を見ていると...

アーク500水槽隙間のないガラスフタ アーク500水槽ガラスフタ切り欠き

私の所有している水槽はコトブキ工芸のアーク500ですが、
ガラスフタを装着していますので、ほぼ密閉状態。

開いている部分はガラスフタの45度に切り欠かれたところだけ。
ここにはどう取り付けても、ファンの角度を変えたとしても取り付きません。

底面フィルターの吐出口 スポンジフィルターの吐出口

さらに厄介なのが、飼育槽が幅45×奥行き18×高さ20cmと幅があまりないのと、
向って左には底面フィルターの吐出口、右にはスポンジフィルターを
置いていますので、その吐出口から出る「泡」です。

もう一つ厄介なのが、吐出口から出てくる泡が弾けてしぶきがたくさん飛びます。

水槽の真中にGEXアクアクールファン「レギュラー」

となると、ファンの取り付けが出来るのは水槽中央部分。
そしてもう一つしなければならないことが...

吐出口の泡は弾けたときにしぶきをたくさん飛ばしてくれます。
現在のガラスフタには、そのしぶきがたくさん飛んだ爪跡として
水滴となって溜まっています。

ということは、ファンを付けるからと言って、フタをしないわけにはいきません。
フタを被せないで開放したままにすると、水槽周りがしぶきで絶対に汚れていきます。
それだけは回避したいのですが、ファンを真中に取り付けてしまうとガラスフタは
被せることができません。そこで代用しようと考えたのが「下敷き」です。

100円ショップの下敷き

100均で売っている下敷きをフタ代わりに使ってみます。

薄いプラスチックの下敷きなので強度は全くありませんが、上に物を置くわけでも
ありませんし、ファンを付けているのは夏場の暑い時期だけ。
なんとか3~4ヶ月持ってくれればいいので、写真のような下敷きを利用したいと思います。

ガラスフタの代わりに使用する下敷き配置イメージ 下敷きを置いて出来た空間

イメージとしては上の写真のような感じです。
薄い下敷きなので少したわみますがそれも仕方ないです。

ファンが付いている真中部分はエサの給餌用に開けておこうかと
思いますので、奥行き方向を少しカットして長さ調整を行います。

水槽のフタにする下敷きを切る 下敷き簡易フタを乗せる

この下敷きは100円ショップのセリアで購入してきました。
カッターナイフで何度か線を入れていき、最後に折り曲げると綺麗に切れてくれます。

簡易下敷きフタにはもう水滴がたくさん

カットした下敷きは、掃除の時など外さないといけないので、
水槽のふちに乗せるだけにしておきました。

あとはAC電源をつないでスイッチを入れるだけで完成です。
外品を付けるとどうしても改造的な事をしないといけないですがそれはそれで楽しい!
でも時間が無い時は全てが揃ったセットがあればもっと嬉しいですね!

上の写真、簡易下敷きフタを乗せて間もなく、もうこんなに水滴が...
水滴が水槽の外へ落ちないことを願います。

ここだけ不安

現在私が所有している水槽アーク500に、ファンを取り付ける
作業をレポートしましたがいかがでしたでしょうか。

GEXクールファンを取り付ける際に少し気になった点をお伝えします。

GEXアクアクールファン「レギュラー」水槽への固定パーツ

クールファンを取り付ける際は、上の写真の固定パーツを使って
水槽へ固定しますが、固定パーツのネジをピッタリ締めても
固定パーツが左右に少しグラグラします。

GEXアクアクールファン「レギュラー」取り付け完成

ネジ1本で水槽を挟み込むように固定するので仕方が無いと思いますが
2本にならなかったのかな?そうすればグラグラしないのに~って感じました。

グラグラしてもファンが落ちたりすることは絶対にないということは
分かってはいるんですが、なんかグラグラするのはあまり好きではないなぁ~

このことを除けば、音も静かだし満足のファンです。
まだ本格的な夏ではないので、温度に関してはどれぐらい下がるのか
不明なところですが、その時期がきましたらこのページへ追記したいと思います。

ファンを回して水温チェック:追記2018年5月26日

夏にはまだ早いですが、水温計を見ると26.1℃となっていましたので
GEXクールファンを使うと、どれだけ水温が下がるのか測ってみました。

GEXアクアクールファン「レギュラー」使用前水温計26.1℃

上の写真は9時45分に見た水温計の温度です。
この時「26.1℃」を指しています。

ではここからスイッチをONしてファンを駆動させてみます。
ちなみに23℃固定のコトブキ工芸「めだかオートSH」50Wの電源は入れたままです。

GEXアクアクールファン「レギュラー」使用後25分水温計25.3℃

写真撮影の時間は10時10分、スイッチONしてから25分が経ちました。
水温計は「25.3℃」となりました。「0.8℃」下がりました。

GEXアクアクールファン「レギュラー」使用後45分水温計24.9℃

写真撮影の時間は10時30分、スイッチONしてから45分が経ちました。
水温計は「24.9℃」となりました。最初の温度から「1.2℃」下がりました。

1時間も経たないうちに1℃以上下がってくれるのはなかなかすごいですね。
ちなみに水槽はコトブキ工芸のアーク500水槽で、水容量は14Lとなっています。

GEXアクアクールファン「レギュラー」使用後64分水温計24.5℃

写真撮影の時間は10時49分、スイッチONしてから1時間4分が経ちました。
水温計は「24.5℃」となりました。最初の温度から「1.6℃」下がりました。

一番いい感じの水温ではないでしょうか。ファンを止めたいところですが
ヒーターも入っていることですので、もう少し付けておきたいと思います。

GEXアクアクールファン「レギュラー」使用後190分水温計23.4℃

写真撮影の時間は12時55分、スイッチONしてから3時間10分が経ちました。
水温計は「23.4℃」となりました。最初の温度から「2.7℃」下がりました。

なかなかすごいですね。1時間に約0.9℃下がった計算になります。

GEXアクアクールファン「レギュラー」使用後484分水温計23.2℃

写真撮影の時間は17時49分、スイッチONしてから8時間4分が経ちました。
水温計は見にくいですが「23.2℃」となっています。
最初の温度から「2.9℃」下がりました。

8時間が経過しましたが、ヒーターの加減で23℃台をキープと
言うところですが、まだ下がっていきそうな気配です。

小さいファンなのに、能力は効果ありってことですね。
水温30℃ぐらいになった時は、悪くとも27℃ぐらいまでは
下がってくれることが確認できましたので、今回のレポートは
これで終わりとさせていただきます。

しかしファンを回すと、水の量が減るのがハンパなく早い!
また水量のレポートも後日させていただきたいと思います。

ファンを回すと水量が!:追記2018年5月28日

2018年5月、今年の気温は高いですね。
水温計を見ると26℃~27℃になる時もしょっちゅうあります。
早めに冷却ファンを購入しておいて良かったと思う今日この頃です。

しかし、冷却ファンを回すと水量がえらく減ってしまいます。
その様子をご覧ください。

現在はまだ夏本番ではないので、ファンを稼働させるのは手動で
朝から夜(夕方)、だいたい照明がついている間の時間帯としています。

ファンを回して水容量の減りを観察:9時23分の水量 ファンを回して水容量の減りを観察:9時23分の水温

上の写真は朝の9時23分、水量がどれぐらいあるか目印にテープを貼ってみました。
ちなみに水温計を見ると26.4℃あります。
ここから18時23分までファンを回してみました。

ファンを回して水容量の減りを観察:16時48分の水量 ファンを回して水容量の減りを観察:16時48分の水温

上の写真は16時48分の写真です。
ファンを回してから7時間25分、結構減っています。
これで終日回すとなると相当減るんでしょうね。

ファンを回して水容量の減りを観察:18時23分の水量 ファンを回して水容量の減りを観察:18時23分の水温

上の写真はファンを切った時18時23分の写真です。
ファンを回してから9時間ちょうどとなりました。
水温計は23.2℃と水温はだいぶ下がってくれましたが、水量も下がりました。

ファンを回して水容量の減りを観察:水量を元に戻す600ml

さてこの9時間でどれぐらい減ったか、元あった水量まで
計量カップで測りながら足し水を行ってみると...

なんと!600ml

9時間で600mlとなると、単純計算で24時間で約1.6Lって事になります。
私の使用しているコトブキ工芸アーク500水槽は、14Lと水容量も少ないので
(水槽満タンの飼育水を入れているわけではないのでそれ以下の水容量)
毎日足し水を行わないといけない状況に陥りそうです。

毎日少しの水替えを行っていると思うと、いいのかもしれませんが
この夏、こりゃ大変だな~って感じです(笑)

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