沸かしたてのブラインシュリンプなどのエサを与えたり、水中のゴミを吸い取ったり
薬剤などを添加するのに便利なベロペットのレビューです。

ベロペットって言わばスポイトのようなもの。
ジャバラ式になっているので、注入・抽出がスムーズに出来ます。

私がよく購入をしているチャームさんでは下記のようなラインナップがあります。

	ベロペット　1ml
	ベロペット　2ml
	ベロペット　3ml
	ベロペット　5ml
	ベロペット　10ml
	ベロペット　20ml
	ベロペット　50ml
	ベロペット一覧
出典：チャーム楽天市場店販売ページより

いろいろなサイズがありますね。

私の持っているベロペット

私が現在持っているベロペットは3mlのものと50mlの2本を持っています。

あまりにも差がある2本ですが、私は主に、水中のゴミ吸い取りとして使用します。

3mlのベロペットは正直小さすぎました。
エサを与えたりするにはいい感じの大きさ長さですが、水中のゴミを取るには
腕も水中へ入れる必要があり少々取りにくいベロペットです。

全長は約23.7cmぐらいあります。ちなみにジャバラ部分は約2.8cmぐらいです。
3mlのベロペットを握ると上の写真のような感じです。

水中のゴミを吸いこむ時、指の間に挟んで使うとグラグラして狙いが定まらないし
握るとジャバラのポンプ動作がしにくいです。

エサを与える時は一気に吸い込んで、次に排出すればいいので使いにくいとは
思いませんが、ゴミ取り用としては失敗でした。

上の写真のベロペットは50mlのベロペットです。
こちらは3mlのベロペットとは対照的に、チャームさんで販売されている中でも
一番大きなタイプのベロペットです。

50mlのベロペットの使い心地は全く悪くはありません。
ジャバラ部分は握るしか方法はありませんが、上の写真のように手の平全体で
握ることが出来ますので、ジャバラの動作も行いやすいです。

ただ全長が長すぎました。約51cmあります。ジャバラ部分は約7.5cm
私の水槽を設置している環境ですと、自作で作った照明を取り付けている板が
あるのですが、上の板も下の板も取り外しは可能としてあります。
しかし普段は下の板を上のほうに引っ掛け直すだけで取り外しまでは行いません。

その状態でベロペットを使用し取りだす時、照明を取り付けている
板が邪魔になり、ベロペットを水槽から出す時、せっかく吸い取ったゴミが
ベロペットから出てしまうことが何度かありました。

コツを掴めばゴミを落とすことなく吸い出すことが可能となりましたが
3mlが小さすぎたこともあり、極端に大きなベロペットを選んでしまったのは失敗でした（笑）

特に高価な商品ではないので、またサイズダウンしたものを購入すればいいのですが
自分の極端さに笑ってしまいました。

最近はベロペットを使用する必要なく水中のゴミはフィルターが吸ってくれていますので
なければないで済むアイテムなのですが、次回購入するときは20mlぐらいの大きさの
ベロペット購入しようかと思います。

赤虫などを吸った時の失敗

赤虫などの食べ残しなどを50mlのベロペットを使用して吸いこんだ時の失敗談です。

この大きなベロペットですので、赤虫みたいな細いエサもしくはフワフワしたエサを
吸いこんだ時、たま～にベロペットのジャバラ部分にへばりつくときがあります。

そのへばりついたゴミがなかなか取れない時があるんです。

ベロペットへ水だけを吸いこませ、先端部を指で押さえてシャカシャカ振り
へばりついたゴミを水の中に漂わせ、一気に排出する必要があります。

そのゴミもベロペットの排出動作をしたとき一緒に出てくれればいいのですが
ジャバラ部分が大きいだけに、へばりついてしまうことも、たまにあります。

水中のゴミ掃除をし、最後にベロペットの掃除もしないといけない時は
少し面倒だと思うこともあります。

一長一短はあるベロペットですが、個人的にはまぁまぁ使いやすいアイテムだと思っています。

主要な部分の大きさ

最後に3ml・50mlベロペットの主要部分の大きさを測ってみましたので参考にしてください。

3mlベロペット

• 　全長：約23.7cm
• 　ジャバラの長さ：約2.8cm
• 　ジャバラの太さ：約2.2φ
• 　玉の部分：1.6cm
• 　先端：0.2φ

50mlベロペット

• 　全長：約51cm
• 　ジャバラの長さ：約7.5cm
• 　ジャバラの太さ：約5.3φ
• 　玉の部分：約3.5φ
• 　先端：約0.5φ

ベロペットにするか普通のスポイドにするか、用途でも変わってくると思いますが
参考にしていただければと思います。

また何か別の用途で使用した時には追記したいと思います。