BLOG

サテライトLでシュリンプ水槽【後編】

サテライトLに底面フィルターを敷く後編

サテライトLを使用してシュリンプ飼育水槽の立ち上げを行っている【後編】となります。
【前編】ページはこちら ⇒⇒⇒

前編ではGEXマルチベースフィルター(底面フィルター)をサテライト用に加工をし敷き、
吐出部などの加工を行いました。

このページ後編ではソイルを敷いて飼育水の注水を行い、フレームモスのレイアウト、
LED照明の取り付けなどを行い完了としました。

それでは完成までの作業風景をご覧ください。

スポンサーリンク




サテライトLのフタに細工

底面フィルターは上手く敷くことが出来ましたので、次はサテライトLのフタに少し細工をします。

シュリンプを導入後は飛びだし防止のためにもサテライトLのフタは必ずしておきたいと思います。

が、

サテライトLのフタを閉じてしまうと底面フィルターを作動させるためのエアチューブの抜きどころがありません。
そもそもサテライト水槽は底面フィルターを使用することは想定されてないのでしょうから当然と言えば当然
なのですが、エアチューブを挟んだままフタが斜めになっているのもなんだか嫌です。

そこでサテライトLのフタにエアチューブを出すための穴をあけたいと思います。

サテライトLのフタに吐出口のエアチューブ用の穴をあける

GEXマルチベースフィルターの位置をきっちり合わせてサテライトLのフタを閉じます。
上から眺めてマルチベースフィルター吐出口のエアチューブが通る穴をめがけてマジックなどで印を入れます。
そしてドリルなどを使用して穴をあけます。

サテライトLのフタに吐出口のエアチューブ用の穴をあけた後

今回は8mmの穴をあけましたが、サテライトLのフタは薄いものです。
一気に8mmのキリでドリルを使って一方向から開けようとすると、ドリルが抜ける時に必ずと言っていいほど
フタにヒビが入るか割れてしまいます。

先ずは細いキリから通していくのが良いと思います。

私の場合2mmのキリで貫通させ、次は4mmのキリでフタの表面から穴を貫通させずに少し削るだけにし、
同じ4mmのキリでフタの裏からこちら側からも貫通させずに少し削り、またフタの表面から少し削り、
もう一度フタの裏面から少し削りを繰り返します。

フタは薄い素材ですので何度か削るうちに貫通してくれます。

そして次は6mmのキリで穴をあけます。
穴をあける方法は4mmのキリで行ったように、フタの表面を少し削ったら裏面からも少し削る、
そしてまた表面から少し削り裏面を少し削るを繰り返しながら貫通させます。

最後に8mmのキリを使用して穴をあけます。
この時も4mm・6mmのキリで行った方法で少しずつ削り貫通させます。

手間な作業となりますがサテライトLのフタをヒビや割れを起こさないようにするためですので、
面倒でもこの作業を行ったほうが良いと思います。

サテライトLのフタにあけた穴拡大

綺麗に穴が開くと気持ちいいですよ!

ソイルを敷いて注水

ここまで出来上がれば後はソイルを敷いて注水し、水槽に引っ掛ければサテライト水槽の完成です。
と、その前にGEXマルチベースフィルターにエアレーションをセットします。

吐出口に装着するエアチューブとエアストーン

エアレーションに使用するエアチューブとエアストーンの写真です。
エアチューブは少し長かったので写真赤線の辺りで切っています。
エアストーンは「いぶきセラミックエアストーン 直径10 #100」を接続しています。

吐出口をセットしソイルを敷く

吐出口をセットしてソイルを敷いていきます。
使用したソイルは以下のソイルです。

JUN マスターソイル HG ブラック
JUN プラチナソイル スーパーパウダー
ADA アマゾニア
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

今回は3種類のソイルを使用しました。
ただ「JUNプラチナソイル スーパーパウダー」に関しては、別の水槽で4ヶ月ほど使用していたソイルを拝借。

拝借した訳は、現在稼働中の水槽のソイルなので微生物も付いているかと思われますので、
より早くサテライトLの中の飼育水を作れるかと考えたからです。

1番目に敷いたソイルマスターソイルHG

まず最初に敷いたソイルは「JUNマスターソイル HGブラック」です。
あとからプラチナソイルとアマゾニアソイルも重ねますので、こちらは新品のものを薄めに敷きました。

2番目に敷いたソイルプラチナソイルスーパーパウダー

次に先ほど記載した使用中の「JUNプラチナソイル スーパーパウダー」を1cm弱敷きました。
ソイルの粒が小さいので目詰まりも気になりますが、30cmキューブ水槽[4]が立ち上がるまでの
短い期間と考えていますので、多分大丈夫だろうと思います。

3番目に敷いたソイルADAアマゾニア

そして最後に新品のADAアマゾニアソイルを1cm弱敷きました。

ソイルを敷き終わり飼育水を注水

GEXマルチベースフィルターの吐出口をもう一度外し、パイプめがけてに飼育水を入れていきます。
注水後は結構濁っていますが、明日になれば綺麗になっているだろうと思います。

サテライトLに注水して翌日

注水し翌日の写真です。
飼育水も透明度が上がり、ソイルも落ち着いてくれています。

照明を設置テトラLEDスマートライトLED-SL

そしてLEDの照明とフレームモスを入れてみました。
LED照明は昔から使用しているテトラの「LEDスマートライト LED-SL」を30cmキューブ水槽に取り付け
フレキのアームを無理矢理曲げてサテライト水槽の上部で点灯させています。
照度は弱い照明ですが、ブルーのLED電球が入っているのでサテライト内が綺麗に映りますね。

サテライトLの中にレイアウトしたフレームモス流木

フレームモスはサテライトLを引っ掛けている30cmキューブ水槽[1]に入れていた
流木に巻き付けられたフレームモスですが、LED照明に照らされ綺麗に見えます。

これで全ての事が完了しました。
あとはお目当ての「インドゼブラシュリンプ」をどのタイミングで購入するかです。
それまで売りきれずに残っててほしいと願うばかりです。

後日談:LED照明変更・フタの穴追加

後日談となりますが、LED照明の交換とサテライトLのフタに追加の穴をあけました。

照明テトラLEDスマートライトLED-SLからフラットLED2032に変更

当初LED照明はテトラの「LEDスマートライト LED-SL」を30cmキューブ水槽に取り付け
フレキのアームを無理矢理曲げてサテライト水槽の上部にセッティングしていましたが、
どうも無理矢理曲げている関係か邪魔になります。なんとなく使いにくい...

何かいい方法がないかと探していたところ、先日飼育終了したコトブキ工芸のアーク250水槽に使用していた、
同じくコトブキ工芸のフラットLED2032照明が使えそうな気がしました。
フラットLED2032のレポートはこちら ⇒⇒⇒

サテライトLの全長が約26cm、フラットLED2032の適合水槽は幅20~32cmとなっています。
ですのでサイズ的には範囲内です。

フラットLED2032ブラッククリアリフトスタンド

ただ一つ気になったのが上の写真のフラットLED2032のクリアリフトスタンド。

サテライトLフタの斜め部分

このクリアスタンドがサテライトLのフタに掛ってくれるのか?と言うことです。

上の写真を見ていただければ分かると思いますが、サテライトLのフタの
赤い矢印部分が斜めになっていますので、フラットLED2032のクリアリフトスタンドが
滑り落ちないかが気になりました。

フラットLED2032のクリアリフトスタンド部分

しかし実際にフラットLED2032を置いてみると、上手く乗ってくれています。
これなら落ちる心配はなさそうです。

これで見た目にもスマートなLED照明となったような気がします。

サテライトLのフタにエサ投入用の穴を追加

それともう一点、サテライトLのフタに追加で穴をあけました。
最初にあけた穴は、エアチューブを通すための穴でしたが、今回はエサを投入する用の穴です。

LED照明をフラットLED2032に変更したことで、エサを投入する部分がなくなりました。
エサを投入するたびに照明を外すのはちょっとめんどくさい!

照明を外さずにエサを投入できるように、フタの真中辺りと、右端に2個の穴を追加しました。

以上で緊急用サテライトL水槽の完成です。
インドゼブラシュリンプの導入記はまた後日させていただきたいと思います。

2 / 212

スポンサーリンク







スポンサーリンク




関連記事

スポンサーリンク

水槽の立ち上げリセットの記録
外部フィルタースペック比較

CATEGORIES

水槽本体レビュー 水槽用品レビュー

REVIEW

  1. プラ箱L60ブラック
  2. 錦えびプロシリーズフードベジタブル
  3. エビサプリR2(エビのエサ6種お試しセット)
  4. EbitaBreed業務用シュリンプフードTypeB(エビのエサ6種お試し)
  5. スピナッチタブ~ほうれん草含有飼料
  6. ひかりクレストディスカス
  7. コトブキ工芸アーク500CFセット
  8. さと美えびシュリンプフード【植物性】
  9. ffnum500エビ用ペレット(沈下性)
  10. アクアスタイル600LOW
  11. 水アカ落とし
  12. 水槽や用品の掃除グッズレビュー

掃除グッズレビュー
エサ(餌)レビュー

NEW PAGE

水槽屋.com

ARCHIVES

ページ上部へ戻る