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1.142017
CO2拡散器1ヶ月後の洗浄掃除
早いものでCO2拡散器を設置して約1ヶ月。
拡散部分のセラミックに、もうコケが出始めました。
私が使っている拡散器は下記の拡散器。
CO2拡散器 バブルカウントディフューザーS | |
出典:チャーム楽天市場店販売ページより |
ガラス製品で見た目がきれいなので、拡散器部分のセラミックに
コケが付くとよく目立ちます。
今日はこのCO2拡散器の洗浄を行いたいと思います。
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新品のCO2拡散器と比べ
先日購入した新品、AIネットのCO2拡散器バブルカウント
ディフューザーSと、約1ヶ月使用した同じ品物を比べると
下の写真のようにセラミック部分にコケがまん延しています。
たった1ヶ月でもすごい勢いですね~
それも新水槽の立ち上げを行い、何日か経ってからCO2機器を
導入していますので、早くも!と感じます。
私なりの洗浄方法
では私の洗浄の方法となりますが、おつきあいください。
取り外してきたCO2拡散器の中に溜まっている水を抜きます。
水を抜く道具は、以前にも紹介したシリンジです。
以前はシリンジを使用し、水をCO2拡散器の中に注入しましたが
今回はその逆で水を抜きます。
シリンジの先にエアチューブ6mmの短く切ったものを挿し
注射器の要領でCO2拡散器の中に溜まっている水を吸い出します。
この作業でCO2拡散器の中の水は全て抜けきらないので、
今度は先ほどの逆で、水を押し出します。
CO2拡散器をセラミック部分を下にして、シリンジを使って
空気を送り水を押し出します。
何度か繰り返しているとCO2拡散器から全ての水が抜けます。
そして面倒ですがもう一度シリンジの中に綺麗な水を吸い
CO2拡散器の中に水を入れます。水の量は満水にします。
なぜ一度水を抜き、また水を入れるか?ですが
一度水を抜くのは、個人的にCO2拡散器の中に水槽の水が
入っているまま洗浄するのがなぜか嫌なんです。
そしてまた水を入れるのかは、次に説明する塩素系漂白剤に
浸ける時、拡散器の中に水が入っていないと拡散器が沈まない
からなのです。
そしてこいつの出番です。市販されている「塩素系漂白剤」
それと、漂白剤を使用するので私はガラスのコップを用意します。
塩素系漂白剤は臭いがきついので、出来れば100円均一などで
それ専用のガラスのコップを買っておいてもいいかもしれません。
私も100均で専用のコップを買いました。
次に、ガラスのコップにCO2拡散器を入れ、拡散器が浸かる程度に
塩素系漂白剤と水を5:5で入れます。
上の写真のようにCO2拡散器が浸かっていれば大丈夫です。
あとは勝手にコケが取れていきますので、このまま置いておきます。
CO2拡散器を取り付けていた吸盤は、水洗いで綺麗にします。
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塩素系漂白剤の威力!
CO2機器を塩素系漂白剤に浸けると、みるみるうちにコケがなくなっていきます。
塩素系漂白剤ってすごいですね。コケを取っているのか、溶かしているのか?
どのようなメカニズムなのか分かりませんが、ほんとよくコケが取れます。
上の写真は、CO2拡散器を塩素系漂白剤に浸けてから16分後。
真緑だったセラミック部分は少し白いセラミック素材の色が
見えてました。
それから30分後の写真を見てください。
セラミック部分はほぼ白に近い状態になっています。
それから40分後、完全な白になりました。
セラミック部分を写真で見ると、緑色に見える細かい点が
あるように見えますが、肉眼で見ると細かい泡でした。
右端の黒い点は消えないので、もともと有ったものなのかな??
今回のコケが消えるまで所要時間約86分(1時間26分)で
綺麗なCO2拡散器へ戻りました。
CO2拡散器最後の仕上げ
それでは最後の仕上げ!綺麗に洗います。
塩素系漂白剤が残っていると、熱帯魚が死んでしまいますので
綺麗に何度も洗います。
水道のところで水を流し、コップの中の水を何度も替えながら洗います。
この塩素系漂白剤は熱帯魚に悪影響はもちろんですが、
手に付くと皮膚が荒れたりしますので、出来る限り真水の状態に
なるまでコップの中に手を入れたりしないほうがいいと思います。
私も皮膚が弱いので、出来るだけ真水でジャンジャン流して
塩素系漂白剤が無いと思われる水になってからしか触らないようにしています。
書いていて思いましたが、食器洗いをするときに使用する
手袋をはめてから作業するのもいいですね。
肌が弱いくせに、素手でやっているからダメなんですね(笑)
さきほど見ていただいた写真では緑の小さな点があるように
見えましたが、ねっ綺麗でしょ!真っ白になりました。
ではCO2拡散器の中を洗っていきます。
「洗う」と書きましたが、塩素系漂白剤に浸けていたので
CO2拡散器の中の水を「入れ替える」と言ったほうが的確かもしれません。
またここでもシリンジを使って、水をCO2拡散器の中に
水を注入していきます。
上の写真のように、CO2拡散器のセラミック部分を下に向けて
シリンジの中に水を入れては、拡散器へ水を注入し、シリンジの中の
水がなくなったら、エアチューブのところからシリンジを外し
またシリンジに水を入れて、を何度も繰り返します。
私の場合10回以上はこの作業を行います。
CO2拡散器のセラミック部分を下に向け、シリンジから水を注入しますので
拡散器の中の余分な水は、セラミック部分から滴り落ちてきます。
10回、15回と繰り返し、拡散器の中の水を入替えることによって
塩素系漂白剤の残っていない綺麗な水になっているような気がします。
CO2拡散器の中の水の入替が終わりましたら、今度は念のため
シリンジの中に空気を溜め、拡散器の中の水を全て抜きます。
5回ぐらい行うと全ての水が抜けると思います。
先ほどの作業で何度も水を入れ替えていますので、そこまで
神経質になることはないかと思いますが、念のため拡散器の中の
全ての水を抜き、新しい水を入れると綺麗になった!感が増しますよ(笑)
そして最後にシリンジを使って、CO2拡散器に水を入れ
先ほど使用したコップに新しい水を張り、1週間ぐらい浸けたままに
しておくと、全ての漂白剤成分が抜けてくれるように思っています。
1週間ぐらい浸けている間は、2日に1回はコップの中の水を
入替えるようにもしています。
もしこのタイプのCO2拡散器を2個お持ちで、取り替えて使える環境なら
次の取替まで、コップの中に沈めておいてもいいかもしれませんね。
CO2拡散器の取扱について
AIネットのCO2拡散器バブルカウントディフューザーSを購入すると
説明書の中に注意事項(割れ・折れやすい)が記載されています。
ですので、これとは別に洗浄するときの注意事項を少しだけお伝えします。
このCO2拡散器はメーカーさんの説明書にある通り、U字部分は
確かに折れます。私も以前、パキン!と折ったことがあります(笑)
ですので本当にU字部分の取り扱いには注意したいところ。
洗浄作業をするときに、ガラスのコップに入れ塩素系漂白剤に
浸けておきますが、ガラスのコップにCO2拡散器を入れる時
拡散器をコップの底にポン!と入れるとU字部分が、
コップの底と衝突し折れる可能性が高いと思います。
コップもガラス製なので硬いものですし、拡散器自体も薄いガラスで
作られたものなので、コツンと当たると多分折れる可能性があると思います。
ですのでコップにCO2拡散器を入れる際は、U字部分を下にせず
セラミック部分(白い部分)を下にしコップへ入れたほうがいいかと思います。
今回は写真を撮るために上向きに入れましたが、下向きに入れても
塩素系漂白剤の液に浸けている限り、置いておくだけで必ずコケは
取れてくれますので、拡散器を割るより絶対にいいと思います。
人間って面白いもので、なんとなく水槽にCO2拡散器を設置している
向きを覚えていて、コップに入れる時もその向きで入れてしまいがちですが
拡散器を折ってしまっては、元も子もないですからね。
私はガラス製のコップを使用していますが、CO2拡散器が割れにくそうな
コップを選ぶのも一つの選択かもしれませんし、割れないようにそっと
コップの中に沈めてあげるのもいいかもしれません。
無茶苦茶高い水槽用品でもないですが、安くもない商品ですので
取り扱いには十分注意して、割らないように気を付けてください。
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